Carlo Carletti

2021年4月3日

Carlettiファミリーの始祖。イタリア・ボローニャ近郊のピエーヴェディチェント出身。1890年代にボローニャのラファエレ・フィオリーニ(Raffaele Fiorini)のもとで製作を学ぶ。生計を立てるためレアンドロ・ビジャッキ(Leandro Bisiach)やロメオ・アントニアッツィ(Romeo Antoniazzi)から白木バイオリンの製作を請け負うこともあった。享年68歳。
彼の2人の息子、NataleとOrfeoもバイオリン製作家になった。一族の最後の製作家としてNataleの息子、Gabrieleが存命。

Jules Grandjon

2021年4月3日

1824年フランス・ミルクール生まれ。Prosper Gérard Grandjonの息子。当初はパリとアムステルダムで製作技術を磨きました。フランス・ミルクールに戻り、1850年頃に弦楽器製作工場を設立、蒸気機関を利用して数多くの楽器を生産しました。パリとロンドンの博覧会でメダルの受賞歴があります。

YuSheng Workshop

2021年4月3日

グァルネリ・デル・ジェス※モデルを得意とする工房で名器のコピーを多く手掛けています。
外見だけでなく音への拘りもあり、美音の作品が多いです。

※グァルネリ・デル・ジェス
アントニオ・ストラディバリと並び称せられる名工、バルトロメオ・ジュゼッペ・アントニオ・グァルネリ(1698年~1744年)は通称デル・ジェスと呼ばれます。彼は作品のラベルに、イエス・キリストのロゴマーク【ベルナルディーノの徴】を採用していました。そのため、彼の作品は「グァルネリ・デル・ジェス(イエスのグァルネリの意味)」と呼ばれています。

Wang Workshop

2021年4月3日

王工房は北京郊外の長閑な場所にあります。王氏は楽器製作界で権威のある国際コンクールVSAで音響賞を受賞する実力の持ち主です。知り合ってから10年近く経ちますがお会いするたびに製作への強い情熱と信心深い人格に惹かれます。彼の指導のもとで王工房はコストパフォーマンスに優れた良質の作品を産み出しています。